総合診療科
総合診療科紹介
地域や社会背景などの個々のニーズに応じた医療が提供できるよう取り組んできます。
総合診療科では、特定の臓器・症状にかかわらず、診療を行っています。必要に応じ、各領域の専門家等と連携をはかり、受診された患者さん一人ひとりの問題解決や症状の緩和に繋がり、より良い生活を送ることができるよう努めています。

高齢化社会が急速に進展し、個人が長期にわたり複数の慢性疾患を患うことが増加する中、外科・整形外科を中心に診療を行う当院においても、全人的医療の実践を通じ、より一層の地域医療の充実に貢献すべく、「総合診療科」を開設いたしました。
総合診療科では、呼吸器疾患のほか、特定の臓器・症状にかかわらず、幅広く診療を行っており、必要に応じて、院内外の各領域の専門家と連携をはかり、受診された患者さまにとって最適と考えられる診療に努めています。また、CT・MRI・内視鏡等の設備を有する中規模病院ならではの小回りを活かした柔軟な検査対応を行っています。 クリニックの外来を受診された方、在宅医療、施設入所中の方などで、入院が必要な可能性がある場合に、気軽に相談して頂ける窓口としての機能も果たして参りたいと考えています。

【外来診療】
主な症状:長引く咳・痰、労作時息切れ、胸部異常影、胸やけ、腹痛、下腿浮腫、二次健診等
対象疾患:喘息・COPD、睡眠時無呼吸症候群(CPAP)、慢性呼吸不全(HOT)、GERD、慢性胃炎(H.P除菌)、過敏性腸症候群、慢性腎臓病、慢性心不全、感染症(COVID-19他)、不明熱、生活習慣病一般 等

【入院診療】
・救急疾患(肺炎、尿路感染症、敗血症、急性心不全、気胸、膿胸、COPD急性増悪、喘息発作、出血性胃潰瘍・十二指腸潰瘍、下部消化管出血、間質性肺炎、不明熱、頭部外傷、胸部外傷・血胸 等)
・急性期後の入院需要 (脳卒中治療後、心血管疾患治療後、手術後等のリハビリテーション)
・悪性疾患の終末期ケア (肺癌、消化器癌、婦人科癌、血液悪性疾患など)
・神経難病・認知症・精神疾患患者等の代替栄養投与経路造設 (CVポート、PEG)、レスパイト入院
・その他、地域包括ケア病床を活用し、退院困難な要因を有する方等に対し、リハビリテーションおよび、入退院支援室の専門スタッフと連携し在宅医療や施設入所などの療養環境調整の支援を行っています。

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